先輩看護師さんに憧れて

斎藤 利江

2024年で創立38周年を迎えた日本初の医療アートメイクスクール「PGC Schools」。その多彩なインストラクターに、アートメイクとインストラクターという仕事への想いを聞きました。

斎藤 利江

PGC Schools インストラクター

●現在の仕事への想い
私は、現在施術者と後輩育成の為にインストラクターとして二本柱で仕事をしています。初めアートメイクを学んだ直ぐは、クリニックに勤めました。
クリニックに勤め初めた時は、全く患者様もいなくて、今でこそ凄くアートメイクは流行り認知度も上がってきたので、沢山のご予約も頂きますが、当初は予約0(ゼロ)という日もあり、実は辛い日々を過ごしていました。
そんな中、患者様を集める為に、自分でブログを書いたり、HPを作成したりもしましたし、周りの方や先生方が患者様を紹介してくれたりもしました。そんな地道な努力があってか、少しずつご来院いただける患者様が増えていきました。
正直途中では、葛藤もありました。誰よりも苦労しているという自信もあります。見えないかもしれませんが(苦笑)

●インストラクターになるきっかけ
お誘いいただいたご縁と、自分自身が始めたばかりの頃に、誰からもアートメイクを教われなかった事がきっかけです。当時、他のクリニックの60代の先輩看護師さんに、ご指名の患者様がたくさんいらして、とてもキラキラ働いていていらっしゃるのを見て、凄いカッコいいと思いました。直ぐに、その方のようになりたい!と思い、今思うとご迷惑だったと思いますが、その先輩看護師の方の施術を見学させて頂いた事もありました。そんな経験から、今は私もインストラクターとして後輩育成の為に恩返しをしたいなと思っています。

●アートメイクに対しての今後のビジョン
アートメイクは日進月歩の技術ですが、海外では技術レベルの高い施術者がとても多いです。日本では医療行為として発展していきつつも、まだまだ知られていない部分も多いので、これからもっと日本も海外のように施術全体のレベルを上げることで、今以上に認知度が増し、48都道府県どこでも安心してアートメイクが受けられるクリニックが出来ていったらいいなと思っています。

●これからアートメイクを身につけようとされている方へのメッセージ
アートメイクを学ばれる方によく、「美術的センスが必要ですか?」「絵やメイクが上手じゃないと出来ませんか?」という質問を頂きますが、正直勉強と練習、そして学びの精神!とにかく一番大事なのは、学びたい!という強い気持ちですね。

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